静岡県の清水港を中心に、200年以上にわたって物流事業を手がける鈴与様。「一地方の大企業」以上の独自の見せ方を学生との出会いの場で創出するために、バラマキツールの制作を行った。
世界中を動かす場所で、何をする?
「静岡であること」をプラス要素に
都市圏の企業を志望する学生が多いなかで同社に振り向いてもらうために、「静岡の企業が大きなビジネスを手がけている」のではなく、「大きなビジネスを手がけられるのは、静岡の地に構えているからだ」という見え方に変えることを目指していった。そこで、清水港を日本の東西の結節点、そして世界の玄関として、そのポテンシャルの高さを最初に提示。そんな「世界中を動かす場所」で何をしたいと思うか、学生に問いかけるメッセージを中心に展開した。
ツール制作のポイント
バラマキツールで語る内容を軸に、採用コミュニケーションを設計
バラマキツールで設計した基本コンセプトとビジュアル、メッセージがそこだけで完結してしまっては、採用広報上であまり意味を成しえない。そのため、採用サイトや入社案内、説明会用パワーポイントなど、随所で用いる各種ツールにおいても、バラマキツールでの語り口を共通で用いることで、採用コミュニケーションに一貫性を持たせていった。